コジョンド好きのポケモン対戦記

マスカーニャはだいたいコジョンド

【レギュDダブル】ロンゲ軸ビートダウン【第45回がにゅオフ準優勝】

ボンズ

 

構築経緯

最初、ナットレイのように鉄壁ボディプレスとやどりぎのタネが使えるブリガロンの詰ませ性能が高そうと思い、オーロンゲの壁と合わせて↓のような並びで使っていた。

しかし、ブリガロンのタイプが惨すぎてほとんどこのポケモンにテラスタルを切らないといけないのと、そこまで耐久面の数値が高くなくてあっけなく倒されてしまうことがしばしば起き、このポケモンナットレイでもレジスチルでもないことに気付かされパーティを解散した。

画像はポケモンバトルデータベースより

改めてオーロンゲの技採用率を見てみると、嘘泣きの順位がかなり低いことを発見。「壁っぽい見た目のパーティでロンゲが猫だましや嘘泣きを使ったら最強なのでは…?」と考えた。

そこで、壁構築でも採用される特殊方面で強いハバタクカミとヒードランは確定。

また、相手が追い風から上から殴られると厳しいので、こちらも追い風要員としてトルネロスを、そして追い風下で順当に強い連撃ウーラオスを採用。

ここまでのポケモンでは、後ろからクレセリアを出されるなどしてトリックルームを阻止できなかった場合、トリル下のガチグマに対して何もできずに負けてしまう。

そこで最後の1枠はガチグマの地震からハバタクカミやヒードランを守るワイドガードを使えるポケモンを検討。その中で、ガチグマの空元気や(後出しを考慮して)地震を耐える耐久力があり、ワイドガードを覚えることの知名度が低そう?(SVで異様なほど新規習得した技の1つ)なブリガロンに決定した。ワイドガード界最強のキョジオーンと比較してやどりぎのタネで長いターン居座れることや連撃・一撃のどちらのウーラオスにも強いところがメリット。ワイドガード知名度を除けば確実にブリガロンの上位互換なトロピウスの存在は後で知りました

トルネウーラ辺りで怪しくなった壁構築っぽさがブリガロンの採用で一気に復活し、構築が完成した。

 

ポケモン詳細

※()内は努力値振り。赤字は性格補正。 

オーロンゲ@ロゼルのみ

テラスタイプ:はがね
特性:いたずらごころ
実数値:201(244)-140-121(196)-x-104(68)-80 (わんぱく)
技:ソウルクラッシュ、でんじは、うそなき、ねこだまし
H-B:A200(252)連撃ウーラオスの雨下すいりゅうれんだ3発とも最高乱数以外耐え(0.024%)

この構築の肝。
壁構築っぽく見せたおかげか、猫だましや嘘泣きはほぼ無警戒で通ってくれた。

S操作技を電磁波にするか怖い顔にするかは難しいが、連撃ウーラオスがパーティにいるために電磁波が通らないランドロスの処理にそこまで困らなかったことと、オフ会なので上を目指すには高い勝率が要求されるため(今回のがにゅオフは予選1ブロック10人or11人から2人抜け)、痺れの上振れ要素を期待して電磁波とした。

相手がハバタクカミを先発に出されることが非常に多いため、一撃で倒されないようにロゼルのみを持たせた。

ラスタルは半減タイプが多いはがね。相手のサーフゴーに対して倒されないようにテラスタルを切ることが何度かあった。

ハバタクカミ@こだわりメガネ

テラスタイプ:みず
特性:こだいかっせい
実数値:149(148)-x-95(156)-184(100)-156(4)-168(100) (ひかえめ)
技:マジカルシャインシャドーボールムーンフォース、パワージェム
H-B:A189(252)パオジアンのつららおとしを最高乱数以外耐え(6.25%)
C:H221(252)-D113(100)モロバレルシャドーボールで確定2発(うそなきを入れて確1)
H-D:C205(252)イーユイのオーバーヒートを14/16耐え(12.5%)
S:最速100族(イーユイなど)抜き

特殊アタッカー1体目。

テラスタイプがフェアリーではなくみずな理由は、先発でと出した際にサーフゴーと対面してしまうと非常に厳しくなってしまうため、はがね技を半減できるタイプから選んだ。

フェアリーでない弊害として、クレセリアにうそなき+フェアリーテラスムーンフォースで相手のクレセリアがテラスするかどうかにかかわらず倒すプランが取れないという点が挙げられるが、クレセリア系には後述のヒードランを先発に出すことで解決とした。

ヒードラン@とつげきチョッキ

テラスタイプ:くさ
特性:もらいび
実数値:173(52)-x-126-200(252)-126-123(204) (ひかえめ)
技:ねっぷう、てっていこうせん、だいちのちから、テラバースト
H-D:C200(252)ヒードランのだいちのちからを確定耐え

特殊アタッカー2体目。ハバタクカミが相手して厳しいヒードランやサーフゴーに対して出せるのが強み。

てっていこうせんは非常に採用率の低い技だが、クレセリアにうそなきと合わせて倒すために採用。ただし、H227(252)-D165(76)のクレセリアに対して193~228ダメージ(最高乱数以外耐えられる)とこれだけでは倒せないので、最初のターンは猫だまし+熱風で削ることが必要。
オーバーヒートと比べて、てっていこうせんは体力が削られるだけなので打った後も積みの起点にならずに攻撃力を維持できるのが良い。

トルネロス@メンタルハーブ

テラスタイプ:ひこう
特性:いたずらごころ
実数値:175(164)-x-123(172)-148(20)-101(4)-150(148) (ずぶとい)
技:エアスラッシュ、ちょうはつ、おいかぜ、あまごい
H-B:A200(252)連撃ウーラオスの水テラスすいりゅうれんだを確定耐え
S:最速84族(サーフゴー)、準速97族(ウーラオスなど)抜き

追い風要員。

相手のトルネロスの挑発で防がれないようにメンタルハーブを持たせた。

飛行技についてはオーロンゲが電磁波を採用していることもあり、怯みに期待できるエアスラッシュにした。
あまごいのところはヒードランの熱風強化でにほんばれでもよさそう。

テラスタイプのひこうは、嘘泣きと合わせてテラスを切って火力を上げて倒せる相手を広げるため。

連撃ウーラオス@しんぴのしずく

テラスタイプ:はがね
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252) (いじっぱり)
技:みきり、すいりゅうれんだ、インファイトアクアジェット

主に後発から出してスイープする役割。

トルネロスを後発で出す関係で相手の追い風を枯らしてこちらだけが追い風を張った状態になることが多いので、性格いじっぱりにしてしんぴのしずくを持たせて火力を重視した構成にした。

火力はこれで十分なので、テラスタイプはカイリューの神速やフェアリー技を受けるためのはがね。

ブリガロン@たべのこし

テラスタイプ:みず
特性:ぼうだん
実数値:195(252)-x-165(60)-x-120(196)-84 (ずぶとい)
技:ニードルガード、ボディプレス、ワイドガードやどりぎのタネ
B:11n

構築経緯で触れたように対ガチクレセで出すワイドガード要員。
スペックがかなり低いのでガチグマ以外には出さないようにするのがポイント。

参加者90人でKP1だったのが嬉しかった(小並感)

ganyu-off.hatenablog.com

選出

基本選出

先発: +or

後発:+oror

vsガチクレセ

先発: +

後発:+

構築の弱点


サイコフィールドを展開するイエッサン♀系の構築はオーロンゲが出せなくなるだけでなく、隣にいるアタッカーのグレンアルマやオオニューラにも弱いので基本的に勝てない。今回は捨てて挑んだが、ブリガロンをゴリランダーにするなどして対抗手段を入れるのもよさそう。

終わりに

オーロンゲの猫だまし+嘘泣きはクローズドBO1では意表を突けてかなり強いのでぜひ参考にしてみてください。

 

がにゅオフで事故らなくてよかった😭